「自信を持てない」という人へ~「自分の魅力を手放さない」と決めてみよう

自分に自信のある人、いますか? 手を挙げてください!

「・・・・・」

おや、誰もいませんか? 皆さん、いかにも奥ゆかしい日本人ですね。

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誰にでも、なにかしらの長所ってあるものです。これまでの人生で、タダの一度も褒められたことがない!って人はいないはずです。よーく思い出してください。

そういえば、子どもの頃に「掃除を真面目にやってえらいね」って言われたとか、「字がきれいだね」って言われたとか。「やさしいね」とか、「丁寧だね」とか、「笑顔がいいね」とか、なんでもいいんです。それはすべて、あなたの『魅力』です。

では、今、その『魅力』を輝くボールだと思ってください。あなたは両手でそのボールを持っています。はい、それが『自信のある状態』です! 今、頭に『?』マークが出た人も、そのまま読み進めてください。

ボールを両手に持っていたあなたですが、ちょっとした段差に躓いてしまいました。その拍子に、あなたは手の中のボールも落としてしまいました。そして両手で頭を抱えて、「自分はなんてダメな人間だろう」と、嘆きます。これが、『自信のない状態』です。

これは日常の中でよく起こっていることです。たとえば、あなたが日常の中で小さな失敗をしてしまった時。あなたはボールを足下に投げ捨てて、「ああ、私はなんでこんなこともできないんだろう!!」と、力いっぱい自分を責めるのです。

さて、そこへ誰かが通りかかりました。その人は、あなたの足下に落ちている光り輝くボールを見つけ、「これ、あなたのですね?」「キレイなボールですね(^^)」と、手渡してくれました。途端に、あなたは元気を取り戻します。「そうだ、私にはこのボールがある!」幸せを感じて、何もかも上手くいくような気がします。

でもしばらくすると、今度は道に障害物があって、あなたはつまずいて転んでしまいました。「あっ!」ボールは手を離れ、どんどん転がっていきます。あなたはその場にへたり込み、「私ってなんてダメなんだろう?」と、嘆き悲しみます。

そこへまた別の人が現れました。「あの、このボールあなたの?」「ステキなボールですね」と、手渡してくれました。すると目の前は明るくなり、あなたはまたボールを手にして、ご機嫌で歩き出しました・・・。

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さて、このたとえ話、あなたには分かりましたか?
これに良く似たことを、私たちはいつもしています。

あなたは、「私、自信ないんです」って、いつも言っていませんか?そうして、誰かが『魅力』に気付いて「はい、落ちてましたよ」と、拾ってくれるまで、待ってませんか?自分で拾おうともせず、足下に『魅力』を投げ出して、誰も拾ってくれる人がいないと、もっと悲劇のヒロインを演じて、悲しみに暮れるばかり。

でも本当は、あなたはすでに『魅力』を持っているのです。それをあなたが認めようとしていないだけなんです。

誰かが手渡してくれても、ちょっと上手くいかないことがあると、すぐにそれをポイと捨てているのは、あなた自身です! そのうえ、心優しい誰かがやってきて、あなたの『魅力』を拾って、手渡してくれることを期待しながら。そうして、自分の評価を、他者に依存しているのです。

それでは、いつまでたっても幸せにはなれません。
もう、そのことに気付きましょう。

自分でちょっとかがめば、すでにそこにある『魅力』に手を伸ばせるのです。そして、その魅力を両手にしっかり持っている状態を、『自信がある』と言うのです。だってそうでしょう? それが実際に手の中にあれば、「私には、魅力がある」ってことを、疑いようがないからです。

あなたの大切な『魅力』を、放り出しているヒマがあったら、急いで拾って、磨いてあげてください。初めは小さな『魅力』でいいんです。小さな『自信』でいいんです。それをブラッシュアップして、伸ばせばいいんです。あなたが、たった今から「もう、自分の魅力を手放さない!」と、決めれば、あなたはすぐに魅力的になってきます。

嘘じゃありません。

でも、私たちは謙遜を美徳とする文化圏で育ちました。だから、自分の『魅力』を、しっかり持っていることが、なんだか傲慢に見えるような気がして怖いかもしれません。その気持ちは分かります。でも、あなたの幸せは、あなたの選択にかかっています。

「怖くても、絶対に手放さない」と、決めてください。

きっと人生が変わります。

そして、もしもご両親がこのように自分の評価を他者に依存していた場合、子どもも同じように、自分に自信が持てず、他者の評価で一喜一憂するようになってしまうでしょう。

我が子に自信を持った魅力的な人間に育ってほしいならば、まずご両親がそういう生き方を体現してくださいね。