「かわいそう」

誰かを「かわいそう」と思うとき

20150417「かわいそう」 あなたは、この言葉をどんなときに使っていますか?

あるクライアントさんが教えてくれました。 自分が本当はイヤなことをしたり、受け入れたりしないとダメな状況になったときに、「この人はかわいそうなんだから・・・」って、自分の逃げ道にしていたんです。 そうやって、自分の本当の気持ちはずっと無視してきたんだと思います。

そう、本当は嫌なのに「ノー」が言えないときや、本当は納得できないのに「自分さえ我慢すれば、丸く収まる」って、思ったときに、その辛さを感じるのを避けるために、「かわいそう」という言葉で自分に目隠していたのでしょう。

「ノー」が言えないということは、自分を守れなくなることです。

『怒りの感情』は、本来自分を守るパワーの源ですが、怒りを抑圧してしまったゆえに、とても理不尽な状態をも甘んじて受け入れてしまうこともあります。

でも、本当は辛いはずです。

その辛さを誤摩化すために「この人はかわいそうな人なんだから」って、思ってた・・・。

そう気付いたこの方は、とても勇気があると思います。

一見、優しげにも聞こえるこの言葉は、実は『言われた人』からも、パワーを奪います。

自分が誰かに「かわいそうな人・・・」と思われたとき、あなたはどう感じましたか?

同情されて、嬉しかったですか? 自尊心が傷つきませんでしたか?

実は、誰かを『かわいそう』と思いたいときには、自分の人生のどこかの領域に『かわいそう』なところがあるんです。

そこから目をそらさない勇気が必要です。

まず、自分を救わなければなりません。

自分を『かわいそう』なままにして、誰かを『かわいそう』『なんとかしてあげなくちゃ』と、奔走してはいませんか?

その人を救うのは、その人のやることです。

信頼して、今は手放しましょう。

あなたには『自分を救う』という、大仕事があるのです。

でも、とても一人では出来ないように感じるなら、どうぞ助けを求めてください。

サポートがあれば、ぐっとラクになります。