- 心理カウンセリングとは
- 心理カウンセリングの目的
- カウンセリング期間の目安
- カウンセリングの方法
「人間関係」の悩み相談ならカウンセリング

日本ではまだまだマイナーなカウンセリングやセラピー。一体どんな人が、どんな時に利用するものなのでしょうか? ほとんどの人が、「心を病んだ人(精神病の領域)が利用するもの」と、漠然と思っています。だから自分とは無縁のもの・・・と、線を引いてしまいます。
欧米ではかかりつけのカウンセラーがいるのは、ステイタスでもあります。あなたも映画などで、離婚の危機に瀕した夫婦がセラピーを受ける場面を、きっと一度は見たことがあると思います。彼らは普通に社会生活を営みながら、でも様々な悩みを抱えている『普通の人』です。
彼らがセラピーを受けている理由でいちばん多いのは、『パートナー・職場・親子などのコミュニケーションが上手くいかない』からです。特殊な悩みではありません。私達の誰もが持つ悩みとおんなじです。
ほとんどの『悩み』は『人間関係』から来ているのです。その『人間関係』を扱うのが、心理カウンセリングです。そして、『人間関係』が円滑に出来れば、悩みの大部分は軽減するのです。普通の人の普通の悩みに、もっと気軽にカウンセリングを利用していただければ…と、心から願っています。
※『人間関係』は、自分と他者とのかかわりだけではありません。他者との関わりに大きな影響を与えるのは、自分自身との関係です。『人間関係』につまづいてしまっているときは、必ず自分自身との関係が良くありません。
悩み=感情をもてあましている状態

そもそも人間関係に支障が出るのはなぜでしょうか? 対人関係に不器用な人と、そうでない人がいるのはなぜでしょうか? それには生育歴が大きく関係しています。生育歴はその人の持つ《感じ方=感情》に影響を与えています。
対人関係を・・・いえ、あなたの人生までをも左右するのはその『感情』なのです。私たちは人や物事や環境こそが、自分の苦痛の元であるように思っていますが、それらは『感情』を引き起こすきっかけです。
「あの人が許せない」「こんなことを思う自分は、悪い人間ではないだろうか」「自分には価値がない」「いつも孤独で淋しい」「自分が嫌い」 怒り・罪悪感・無価値感・孤独感・・・そう、私たちが苦しんでいるとき、それは《自分の感情を持て余しているとき》です。
コントロール出来ない辛い感情に翻弄されているから、苦しいのです。しかしそうなっているのには、実はちゃんと理由があります。本当のあなたは人一倍やさしく、感じやすい魂を持っていたからこそ、今そうして苦しんでいるのです。
辛い感情は、その人の生活の質や健康までをも阻害します。笑顔は消え、意欲や喜びを感じられなくなります。頭痛や不眠・食欲不振・下痢や動悸などの身体症状に現れることもあります。
感情をホールドし、癒していくプロセス

カウンセラーはクライアント様と共に、パンドラの箱(潜在意識)に封印された『不安をもたらす辛い感情』の原因を明らかにしていきます。私たちはパンドラの箱を開くことに、非常に恐れを感じるものですが、その恐怖の感情もまた、しっかりとホールドしてあげれば大丈夫です。カウンセラーはクライアント様との間に信頼関係を築き、埋もれている感情が “安全に” 出て来られるよう、サポートをしていきます。
幼い頃に埋め込まれた辛い感情を癒し、今現在の人間関係をスムーズにするコミュニケーションスキルを身につけると、人生は今よりもっと生きやすく、喜びに満ちたものになっていきます。そして、ここで身に付けたものは応用がききます。この先いろんな場面で、一生クライアント様を助けてくれるでしょう。
カウンセラーとクライアント様はチームです。登山者とシェルパ、マラソンランナーと伴走者のような関係です。このチャレンジの向うには大きな恩恵が待っています。一緒に取り組んでいきましょう。
カウンセリングを受ける期間の目安

カウンセリングは、週に1回~2週に1回ペースが基本となります。早い方は2ヶ月ほどで、「人間関係の問題の解決」「不安感の減少」「安心感「コミュニケーション力のアップ」などを実感していただけます。まずは3ヶ月継続してみるつもりで取り組んでください。
心理カウンセリングは、一発逆転の魔法ではありません。どんなクライアント様にも、ある程度の継続をお勧めしています。当然、時間もお金もかかるものです。しかし、これまで多くのクライアント様から『カウンセリングは大変有益で、時間とお金を投資しただけの価値がある』との評価を頂いております。
カウンセリングの目指すところは、最終的にはクライアント様が “カウンセリングを必要としなくなる” ことです。カウンセラーのサポートがなくても、人生に自信を持って対処していける自分になれます。
その他、カウンセリングの進め方等は、カウンセラーへ直接ご質問ください。
ゴール地点は「問題解決」、そして「自分が好き」になること
ライトハウスのカウンセリングスタイルは、「クライアント様の問題解決」を目的とした「提案型カウンセリング」です。傾聴と励ましが中心のカウンセリングとの違いは「ゴールが明確である」ことです。
私たちの目指すゴールとは、目の前の問題が解決するだけではなく、クライアント様が日々幸せを感じ、物事に自信を持って取り組み、人生の選択ができるようになることです。そして最後に、クライアントさんが「私は自分が好きです!」と胸を張って言えるようになるまでのサポートを前提としています。
スタート地点は「自分が嫌い」「自信がない」
カウンセリングに来られる方は、基本的に「自分が嫌い」です。人付き合いに不器用な自分が嫌い、明るくない、社交的でない、要領が悪い、面白くない、優しくない・・・と、自分をとことん否定しています。そしてそんな自分が受け入れてもらうためには、「良い人間」にならなければ!と、必死に頑張ってきた人です。
自分のニーズや感情を犠牲にしてでも、他人を優先する人を「良い人」と思っているので、「人にどう思われるか?」を気にかけ、「自分はどう感じているのか? 自分はどうしたいか?」がわからなくなってしまいます。もしも自分を喜ばせようとすると、罪悪感を感じてしまいます。それでは、幸せを選択することができなくなってしまうのも仕方ありません。
幸せを選択できるようになるには、罪悪感・劣等感・無価値感を癒していく必要があります。ライトハウスでは、クライアント様一人一人に合ったオーダーメイドのセッションでアプローチします。そのため、理解の早さ・納得感が違います。「心理本を何冊読んでも分らなかった“自分の癒し方”が、やっとわかった!」と言っていただけるのは、正に『あなたのためのオーダーメイド』だからでしょう。その大きな助けとなるのは、「人間学・エニアグラム」です。
エニアグラムという人間学について
エニアグラムは科学と神秘学に支えられた「人を活かす智慧」。9つの性格タイプと、属する3つのセンター「頭(思考)・心(感情)・腹(本能)」を配置したこの美しい図には、2千年の歴史があるのです。
この図の中に人間の性格や問題点、内面の心の動きのすべてが描かれている・・・と言ったら、あなたは信じられるでしょうか?すぐには受け入れられないかもしれません。しかしそれを信じるならば、私たちは自分や他者の言動の理由やその動機を、この図を使って読み解くことができるのです。
「どうしてあの人はあんなことを言ったのだろう?」と思うから、私たちは悩み苦しみます。「なんで私はこんなことをしてしまったのだろう?」と思うから、私たちは自分を責め、自分を嫌いになるのです。でも、あなたや他者の言動に込められた「真実のメッセージ」を知ったなら、罪悪感・劣等感・無価値感は温かくほどけていくことでしょう。そして、愛とパワーが溢れてくるのを実感されることでしょう!
自分の幸せのために、一歩踏み出す勇気を
「自分を今度こそ幸せにする」と決意したあなたを、心よりお待ちしております。